ソフトバンクのスマホを使っているなら、自宅回線はおうち割光セット(月1,100円割引、ワイモバイルは1,650円)が効くソフトバンク光・NURO光・SoftBank Airの3択です。判定基準は明確で、全国どこでも使えるのがソフトバンク光、提供エリア内で速さと安さを取るならNURO光、工事ができない住まいならSoftBank Airが正解になります。

この記事では、3回線の料金・方式の違いと、どこで選択が分かれるのかを順に整理します。

なぜソフトバンクユーザーは3回線に絞られるのか

理由は、おうち割光セットの対象回線がこの3つだからです。おうち割光セットはソフトバンクのスマホ1回線あたり月1,100円、ワイモバイルなら月1,650円をスマホ料金から割り引く制度です。

2年間の割引総額は、ソフトバンクで1,100円×24ヶ月=26,400円、ワイモバイルで1,650円×24ヶ月=39,600円に達します。家族のスマホも対象になるため、回線そのものの月額差より割引の有無が総額を左右します。

つまり、おうち割が効かない回線をあえて選ぶと、スタート地点で2年26,400円〜39,600円のハンデを背負うことになります。他キャリアの割引も含めた全体像はスマホセット割の早見表で確認できます。

3回線はどう違うのか

3回線の基本スペックを比較します。金額はすべて税込です。

項目ソフトバンク光(1ギガ)NURO光(H)(2ギガ)SoftBank Air
月額マンション4,180円/戸建5,720円実質5,720円(開通〜24ヶ月は2年割で4,530円)5,368円(購入48回払いは24ヶ月目まで4,950円)
回線方式光回線(フレッツ網)光回線(独自回線・公称2Gbps)ホームルーター(工事不要)
工事あり(47,520円→実質無料キャンペーン)あり(55,000円→36ヶ月利用で実質無料)不要(端末95,040円→月月割1,980円×48回で実質無料)
事務手数料4,950円6,050円4,950円
エリア全国提供エリア限定全国(登録住所での利用が原則)

ソフトバンク光はフレッツ網を使うため全国で契約でき、月額もマンション4,180円と3回線で最安です。迷ったときの基準になる回線です。NURO光は独自回線で公称2Gbpsと速い一方、月額は2026年9月の新プラン移行後で実質5,720円(2年割適用中は4,530円)とソフトバンク光より高くなり、提供エリアも限られます。SoftBank Airは工事不要が最大の特徴で、登録住所での利用が原則のホームルーターです。

どこで選択が分かれるのか

分かれ目は4つあります。上から順に確認すれば、自分の正解が決まります。

第一に、速度を優先するかどうかです。NURO光の提供エリア内で速さを重視するなら、月額はソフトバンク光より高くてもNURO光(H)が候補になります。速度にこだわらないなら、全国対応で最安のソフトバンク光が基準です。

第二に、開通工事ができるかどうかです。賃貸の規約や建物の事情で工事ができないなら、工事不要のSoftBank Airが唯一の選択肢です。コンセントに挿すだけで使い始められます。

第三に、月額を最重視するならソフトバンク光のマンション4,180円が3回線で最安です。事務手数料も4,950円とNURO光(6,050円)より安くなります。NURO光を選ぶ場合は、開通〜24ヶ月の2年割(実質4,530円)とキャッシュバック40,000円(戸建・39戸以下集合住宅、開通11・17ヶ月後の2回受取)を含めて実質料金で判断してください。なお代理店経由のキャッシュバックは窓口・時期により変動するため、キャッシュバックの失効条件を必ず確認してください。

第四に、ワイモバイルユーザーは割引が月1,650円に増えるため、さらに有利です。2年で39,600円の差になり、回線の月額差を十分に吸収します。家族の台数まで含めた総額は実質料金シミュレーターで試算できます。

おうち割光セットの注意点は何か

おうち割光セットの適用には、指定オプションパックへの加入が条件になります。回線契約だけでは割引が始まらないため、申し込み時に必ずセットで手続きしてください。

もう一つの注意点は、割引が回線側ではなくスマホ側の料金から引かれることです。回線の請求書を見ても割引額は載らないため、適用確認はスマホの明細で行います。家族のスマホも対象になるので、適用回線数の申告漏れがないかも合わせて確認すべきです。

工事費の扱いにも触れておきます。ソフトバンク光は47,520円(2026年6月値上げ後)が実質無料キャンペーンの対象、NURO光は55,000円が36ヶ月利用で実質無料、SoftBank Airは端末代95,040円(2026年7月値上げ後)が月月割1,980円×48回で実質無料です。いずれも「実質無料」は継続利用が前提のため、短期解約では残債が発生する点に注意が必要です。

この記事のまとめ

  • ソフトバンクユーザーの回線はおうち割光セット対象のソフトバンク光・NURO光・SoftBank Airの3択
  • おうち割の2年総額はソフトバンク26,400円、ワイモバイル39,600円で総額を大きく左右する
  • 月額最安はソフトバンク光のマンション4,180円。NURO光は2年割適用中でも実質4,530円とやや高い
  • 速度を優先しNURO光のエリア内なら候補になるが、工事ができない住まいならSoftBank Airが正解
  • おうち割は指定オプションパック加入が条件で、割引はスマホ側の料金から引かれる